価格 : 660円(税込み)


在庫 : 3
発売 : 2008/08/05

東野 圭吾
文庫
文藝春秋
レビュー
  • 噂に違わず傑作 ... 2009/06/18

    これはすごい。
    見事に騙された。
    トリックがあまりに秀逸。
    天才物理学者の湯川VS天才数学者の石神。
    元旦那を殺害した女性に石神が救いの手を差し伸べる。
    物語は淡々と進行するが、残りの数ページであなたは驚愕の事実を知る。
    こんなトリックを誰が予想できただろうか。
    惚れた女性のために自らを犠牲にした石神。
    これが本当の愛なのか。
    友人に紹介し、共に大いに語り尽くしたい。
    そう思わせる作品である。
    映画版も是非チェックしてみたい。
     
  • ガリレオの中で一番面白い ... 2009/06/09

    たんたんとストーリーは展開していきますが、飽きること
    なく次々と読めます。ガリレオシリーズの中で一番好きな
    作品です。最後までドキドキできます。ラストはもっと
    ドキドキします。
     
  • 引き込まれる ... 2009/06/08

    非常に読みやすく、面白い作品。
    状況が目の前に浮かんできて
    あっという間に読み終えてしまった。
    オススメです。

     
  • 面白いストーリですけど、あまり数学的ではありません。 ... 2009/05/28

    面白いストーリーで、最後にどんでん返しがあるので、読み応えがありました。このような作品は面白かったら勝ちだと思います。
    ただ、いくつかの問題点を感じました。
    いろんな人が書いているように、何故そこまでして命がけでかばうのかという問題。理由は一応ありますが、納得できません。
    物理学者の湯川学がトリックを見破った理由が理解できません。個人的な経験では数学者の思考と実験物理学者の思考は相当違っているので、不思議ですね。理論物理学者の中には時々数学者的な人がいます。
    それから、多くの人がこの本を読むことで数学に魅力を感じているのは嬉しいのですが、数学を研究している者として、この本の中に出てくる思考パターンと数学の関連はあまり感じられません。
    そして最後に、数学者というと石神のようなタイプではないかという偏見があるのかもしれません。私は、あのようなタイプの数学者には会ったことはありません。頭の中では抽象的な思考を徹底的にやるけど、日常では忘れ物が多かったり、おつりを間違えたりで、寡黙でなく、おしゃべり好きだったりというタイプが普通だと思います。
    それから、数学者は普通この本に出てくるような世紀の難問にばかり挑戦したりしません。
    4色問題、リーマン予想、NP問題を目指す人がいたら、頭がおかしいと言われるでしょう。世紀の難問だけに人生を懸けるのは、野球選手なら時速165キロを投げようと目指したり、最長ホームランの記録を目指したりするようなものです。野球でもそのような記録でないところに沢山面白さがあります。数学も同じです。研究の中でたまたまその方向へ行くことはあるでしょうけど。
     
  • 最後まで、飽きさせない展開 ... 2009/05/24

    こんなにも献身的な愛があるなんて!と感動したのと同時に
    数学って本当におもしろい!と思いました。

    最初から犯人はわかっているにも関わらず、
    謎解きの楽しさや伏線の巧みさ、様々な登場人物の視点での語りなどで飽きさせません。
    湯川と石神の関係の描き方も好きです。

    もしも途中でトリックがわかってしまっても
    最後の数ページ、必見です。